大学院生募集
アートの場をデザインする研究
九州大学大学院芸術工学府
中村美亜+長津結一郎 研究室
概要
九州大学大学院芸術工学府コミュニケーションデザイン科学コース(修士・博士課程)
中村美亜研究室・長津結一郎研究室
九州大学では、アートマネジメント・文化政策など、アートの場をデザインする研究を行う大学院生(修士・博士課程)を募集しています。
本研究室では、ホールや美術館などといった従来の芸術の場にとらわれず、社会の中にインクルーシブな文化活動をデザインする方法を探求しています。
指導教員は、アートプロジェクトが参加者や社会に影響もたらす仕組みや評価に関する研究、障害のある人の表現活動の目指すべきあり方を現場からあぶり出す研究などを精力的に推進しています。
本研究室の特色
①アートを世界の見え方や関係性を変える「仕掛け」と捉え、アートの現場で起きていることを丁寧に掘り下げます。
②現代に個別の社会的課題のみならず、今はまだ言語化されていない隠れたニーズを深め、その先にある社会をデザインします。
③現場で起こっていることを客観的に検証するpractice-based researchを通じ、実際に起こっていることの背後にあるプロセスやメカニズムを明らかにします。
④文理融合型大学院である芸術工学府の特色を活かした領域横断的なアプローチを行います。
⑤ソーシャルアートラボとの連携により、実践的な取組に携わることができます。
プログラム
芸術はもとより、インクルーシブデザインやまちづくりなど幅広い知識やスキルも修得できます。
開設科目(修士)
◆コース内共通科目
コミュニケーションデザイン科学特別演習1・2/視聴覚情報融合特論・演習/視聴覚情報融合PBL
ほか
◆講座内科目
文化政策特論/アートマネジメント特論/ホールマネジメントエンジニアリングプロジェクト1~4
ほか
◆他講座科目
西洋近代美術史特論/演劇学特論 ほか
◆自由科目
現代造形特論/現代芸術特論/インクルーシブデザイン/西洋音楽史特論/音楽・伝統芸能コンテンツ特論/リスニングデザイン/芸術・文化環境論/メディア環境思想特論/プロデューサー原論/まちづくりデザイン/コンテンツ知的財産論1・2/インターンシップ ほか
先端領域の研究をアクティブに展開
大学院への入学希望者、研究生としての受け入れ希望者は、事前に(遅くとも募集〆切の2週間前までに)教員と連絡をとってください。その際には、用件を記した本文以外に、以下のものを添付してください。
1)研究計画書
2)履歴書・業績書(書式自由)
3)これまでに書いた研究論文、レポートなど
募集〆切や詳細については、大学の公式ページをご覧ください。
なお、本研究室は、大学院コミュニケーションデザイン科学コースに属します。修士はホールマネジメントエンジニア講座、博士は視聴覚情報融合講座です。
©️2017 Mia Nakamura